B・カンバーバッチのシャーロックは期待外れだった?「色気が足りない」とBBCが不満

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日本でも人気の海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』。主演のシャーロックを演じる俳優ベネディクト・カンバーバッチは行く先々で女性ファンからの黄色い悲鳴を浴びているが、同シリーズを製作するBBCは当初、ベネディクトには「色気が足りない」と配役に不満気味だったという。
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Daily Starによると、この人気シリーズの製作総指揮兼脚本を務めるスティーヴン・モファットがイギリス文学の祭典ヘイ・フェスティバルで講演し、「彼ら(BBC)は『Casanova(原題)』でカサノヴァ役にキャスティングされたデヴィッド・テナントについて“もっとセクシーな俳優をキャスティングすればよかったのに”と言ってきた。ベネディクト・カンバーバッチについても、同じことを言われたよ。“セクシーなシャーロックを約束したじゃないか。彼は違う”とね」と明かしたという。
BBCはもっとセックスアピールのあるシャーロックを期待していたようで、キャスティングに不満を示したものの、交代を要求することはなかったようだ。結果、今ではベネディクトのシャーロックなしに本シリーズを語れないほどの大成功を収めた。
モーファットはインタビューで以前、「ベネディクトがオーディションを受けて、もうオーディションを続ける必要はないと思った。シャーロックは彼以外に考えられなかったからね」と話しており、シャーロックを演じるベネディクトに絶大な信頼を置いている。しかしベネディクトが有名になりすぎたせいで、製作スケジュールを組むのが大変になったと新たな悩みも生じている模様。
目下、正式決定ではないが、シーズン4の製作が確実視されている『SHERLOCK/シャーロック』。ベネディクトのスケジュールを押さえるのが課題の一つになりそうだが、ベネディクトもワトソン役のマーティン・フリーマンも出演には意欲的。数年先になっても待つ甲斐はありそうだ。