小説に登場するチャンス！『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者がキャンペーン開始
海外ドラマ
人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作『氷と炎の歌』シリーズのファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティンが、オオカミの保護キャンペーンに乗り出し、原作のファンに嬉しい特典を用意した。
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資金調達サイトPrizeoで、米サンタフェ州に拠点を置き、オオカミの保護に努めている非営利団体「The Wild Spirit Wolf Sanctuary」の運営を助けるための資金を募っているというマーティン。「私はずっとオオカミという生き物が好きでした。ウェスタロスではダイアウルフ、実世界では実際のオオカミ…」と、キャンペーンを始めた理由を明かす。
同団体の敷地内には保護されたオオカミと狼犬が60頭以上暮らしているそうだ。このキャンペーンでは同時に、同地域の恵まれない人々に食料援助を行う慈善活動「The Food Depot」の支援も行っているとのことだ。
募集額は1口10ドル（約1000円）から始まり、最高額は1口2万ドル（約200万円）。この2万ドルの枠は男女一人ずつ、計2口が用意されていたが、既に埋まっている。用意された特典全てと、次の『氷と炎の歌』小説シリーズに登場する権利を獲得できるものだった。マーティンが応募者の名前を持つキャラクターを作中に登場させ、そのキャラクターはおぞましい最期を迎えるという設定だそうだ。応募者はまた、小君主や騎士、農民など、好きな身分を選べるという。
6月11日現在、1口4500ドル（約46万円）以上の枠のうち高額特典が残っているのは、もう１つの1口2万ドルの枠のみ。こちらはコミコンでマーティンに同伴できるというもの。そのほか、1口25ドル（約2500円）の寄付なら電子カードによる礼状、1口50ドル（約5100円）でTシャツなど、様々な特典が用意されている。
残すところ38日となったキャンペーンだが、現時点（6月11日）で募集金額50万ドル（約5100万円）のうち、既に7割の金額となる35万ドル（約3580万円）に達する勢いだ。マーティンは最近ツイッター・アカウント＠GRRMspeakingを開設したが、こちらと併せてキャンペーン・サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
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