『X‐ファイル』が復活に向けて動き出す？「FOXと話した」クリエイターが示唆
海外ドラマ
一世を風靡したSFミステリー海外ドラマ『X‐ファイル』。2008年の映画版第2弾『X‐ファイル：真実を求めて』を最後に、新作が製作されていないが、本ドラマのクリエイターのクリス・カーターが、テレビで復活する可能性があることを示唆したという。
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『X‐ファイル』を製作した20世紀フォックス・テレビとフォックス・ネットワークで上層部の入れ替えがあり、それにより本ドラマのリブートや続編などの製作に向けて話が進む可能性があるか、Vultureとのインタビューで問われたカーター。過去にFOXとの間で番組の権利を巡る訴訟があったが、その問題はもう過去の物として片付いたと前置きし、新しくトップの座に就いたダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンとは親しい間柄と話した。
「ダナと私は『X‐ファイル』の最初の市場調査で顔を合わせた仲だ。彼女は確か駆け出しの広報担当で、私はまだ実績のなかったプロデューサーだった。彼女は（『X‐ファイル』の）始めにいた人だった。だから私は彼女にたくさんの借りがある。ドラマについては、確かに彼女と協議を重ねた」と、内容に関する明言は避けたが、『X‐ファイル』について話し合いを持ったことをほのめかした。
「それはつまり、リブートがあると言うことですか」とインタビュアーが食い下がると、「確かに協議したということを言っているだけだよ」とカーター。続けて、「では何も起きていない理由は？」と問われると、「私だったら何も決めつけたりしない」と答え、可能性を完全否定する発言を避けた。いずれにせよ、FOXとの話は、現時点では初期段階のようだ。
インタビューでは、出来すぎる偶然も起きている。この『X‐ファイル』の話をしている最中に、モルダーFBI捜査官を演じた俳優デヴィッド・ドゥカヴニーが、カーターの携帯にメッセージを送ってきたという。デヴィッドとカーターは友人でもあり隣人でもあるそうだ。
