佐々木蔵之介、1人約20役の一人芝居に及び腰？「逃げる準備はできている」
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佐々木蔵之介の一人芝居『マクベス』の制作発表会が11日に行われた。100分間しゃべりっぱなしの“一人マクベス”を日本で初めて演じることとなる佐々木は「やる気はあるけど、逃げる準備はいつでもできている」とやや及び腰となる気持ちを吐露した
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本作は、シェイクスピア戯曲の革新的な翻案作品として、ジョン・ティファニーとアンドリュー・ゴールドバーグの2人の演出家と俳優アラン・カミングが共同リハーサルを重ねて練り上げた話題作。精神病棟の隔離患者が『マクベス』の登場人物たちになり代わり、取り憑かれたように言葉をつむぎだす。
小演劇出身の佐々木だが、一人舞台は初めて。「いろいろオファーはあったが、絶対やらないと言っていたんです。今、記者発表として形になっているのがすごく怖い」と心境を明かした。
本作では、1人で約20人分の役柄を演じることになる。佐々木は「心配と不安しかない。以前『マクベス』をやったことはあるが、今回はマクベス夫人のセリフも言えることに感動を覚えた。にしても、台詞量が多すぎる」と弱音を吐きつつ、「本場の人が来てくれるというのは、演劇をやっている人間としてこんないい機会はない。でも、これをやると言ったかな…」とぼやかしながら本音をもらしていた。
イベント終了間際に、佐々木と演出のアンドリューから司会を務めた女装パフォーマーのブルボンヌへ、一輪のバラのプレゼントが。佐々木の「バレンタインは女性から男性に送るものと思われるがちですが、今回は男性から女性へ…」という言葉にブルボンヌは「知ってますか？バラの花言葉は“一目ぼれ”ですよ。本気にしちゃいますからね」と返し、笑いを誘った。
また、ドラマ『ハンチョウ～警視庁安積班～』（TBS系）で共演していた比嘉愛未と福士誠治の熱愛が一部で報じられていたが、佐々木は「知らない。本当？」と戸惑った表情を浮かべていた。
舞台『マクベス』は7月12日より、渋谷・パルコ劇場にて上演される。
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