伊藤歩、林遣都演じる“意識高い系”に共感 「私自身そうだったんじゃないか」と告白

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NHK・BSプレミアムドラマ『その男、意識高い系。』(全8話)の完成試写会が20日に都内で行われ、出演者の伊藤歩、林遣都、大地真央が出席。同会見で伊藤は「私も意識高い系だった」と告白した。
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本ドラマは、20代と30代の前半を仕事に懸けてきた“体育会系”女子社員が、“意識高い系”新入社員に振り回され、イライラさせられながらも一皮むけていく姿を描くビジネスコメディー。“意識高い系”とは、言葉で自分を飾り立て、パッと見スゴイ人に見える人たちを表す言葉。
劇中では、林演じる“意識高い系”のジョーに振り回される女子社員・春子を演じている伊藤だが、「私自身、意識高い系だったんじゃないかと思う時期もある」と告白。「私はこういう作品に出たいとか、そうなるためにこれだけ努力しているというアピールポイントがあって。ジョーみたいな人が実際に現れたら受け入れられるかなと思う」と、“意識高い系”に共感することも多かった様子だ。
そのジョーを演じた林は、「ジョーはアピールを常にする人」と役柄を分析。「僕が仕事を始めてから学んだことを、すべて出してやろうと思える可能性を持った役。現場では思いついたことを全部やってやろうと、好き放題やらせていただいた」と熱意を持って演じきった。
キラリとした笑顔がポイントとなる役だけに、「笑顔を大事にしていた」と林。「毎日、笑顔の表情を作りすぎて顔が痙攣してきた。ピクピクが止まらなくなった」と苦労を吐露。伊藤は「春子はやる気の溢れる役なので、カットがかかるたびに陸上をやっているのかなというくらいゼーゼーした」と笑いながら明かすなど、テンションの高い役を大いに楽しんだようだ。
二人の関係性を見守る女社長役を演じるのが大地で、伊藤いわく「天然の社長」とのこと。大地は「今の言葉に戸惑うことがあって。メルマガのことをマルガメって言ってしまったことがある」と明かすなど、劇中さながらのお茶目なコメントで会場を盛り上げていた。
『その男、意識高い系。』はBSプレミアムにて、3月3日より毎週火曜午後11時15分から放送。