川栄李奈、“おバカキャラ” 卒業願うも 「漢字ドリル」に苦戦…舞台演出家が暴露

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AKB48を先月卒業した川栄李奈が卒業後初主演を務める舞台『AZUMI 幕末編』の公開舞台稽古と記者会見が行われ、川栄をはじめ主要キャストが登壇。記者会見で川栄は、“おバカキャラ”卒業をしっかりアピールするつもりだったが、スタッフ・キャストからの思わぬ暴露に肝を冷やした。
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小山ゆうにより「ビッグコミックスペリオール」にて1994年から2014年まで20年間連載された『あずみ』シリーズは、激動の幕末を、刺客という過酷な使命を背負い屈強な男達に立ち向かったあずみの活躍を描く。あずみ役は、これまで映画版で上戸彩が、舞台版では黒木メイサが演じている。
この作品の見どころはなんと言っても殺陣シーン。川栄は「殺陣はすごく難しかったですが、周りの方々に支えてもらえて良かったです」と話し、殺陣で人を斬るシーンの感想を求められると「気持ちいいです」と微笑んだ。そんな川栄に殺陣を指導した早乙女友貴は、「覚えるスピードが速く、上達も速かった」と太鼓判を押す。
川栄といえばAKB時代は“おバカキャラ”として知られていたが、そうとは思えない優等生ぶり。だが、構成・演出の岡村俊一から、「(稽古の合間に)子役の夏休みの宿題の漢字ドリルを見ていたとき、ほとんど読めてませんでした」というタレコミが飛び出すと苦笑い。
女優として今後やってみたい芝居について問われると、「今回殺陣を覚えたので、また殺陣を活かした役柄をやってみたいです」と話す。だが坂本龍馬役の浅香航大から、「2週間くらい前はもう殺陣はやりたくないって言ってたのに…」というツッコミが入り、ここでも苦笑いの川栄だった。
AKBを卒業し、恋愛禁止を解かれた身だが、「今はあずみとして、坂本龍馬さんをしっかり愛したいと思います」と笑顔。最後に「怪我をしないように、日々成長して千秋楽まで頑張っていけたらと思います」と意気込みを語った。舞台挨拶には、このほか、渡部秀、町田慎吾、佐藤祐基、岡本あずさ、細貝圭が登壇した。
舞台『AZUMI 幕末編』は9月24日まで、東京・新国立劇場 中劇場で上演。