『パシフィック・リム』米公開日を取り下げ「さらに良いものを追求するため」

ギレルモ・デル・トロ監督による映画『パシフィック・リム』の続編の全米公開日が2017年8月4日に決定していたが、米ユニバーサル・スタジオは現地時間29日にこれを取り下げた。
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『パシフィック・リム』は、巨大怪獣と人型巨大ロボットとの戦いを圧倒的スケールで描いたSFアクション大作。チャーリー・ハナム、イドリス・エルバのほか日本からは菊地凛子が出演。また、芦田愛菜が菊地の少女時代を演じハリウッド・デビューを飾ったことでも話題となった。
29日にスタジオから現地の報道各社に配られた文書によると、シリーズにふさわしい前衛的な作品を追求するため公開を遅らせた、とのこと。今回の公式発表以前には、2017年4月から8月への公開日変更があったこと、映画製作の無期延期が噂されたことから「映画そのものがとん挫するのでは?」とささやかれていたが、それを打ち消す形となったようだ。
現時点では最終的な公開日は未定。続報に期待したい。