又吉直樹作『火花』連続ドラマに! 林遣都、波岡一喜、門脇麦の出演決定

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映像化が発表されていた『火花』のメインキャストが発表され、林遣都、波岡一喜、門脇麦の出演が明らかとなった。また、全10話の連続ドラマとして描くことも発表され、総監督を『ストロボ・エッジ』『余命1ヶ月の花嫁』などを手掛けた廣木隆一が務めることも決定した。
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『火花』は、発行部数239万部を突破し、芥川賞受賞作品としての単行本発行部数が歴代1位となったピース・又吉直樹著の大ヒット小説が原作。売れない先輩後輩の芸人2人が、様々な人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索する、若者の苦悩と葛藤を描く。
連続ドラマ化にあたり、「スパークス」のボケ担当であり、常に憂鬱な性格の主人公・徳永には林遣都。そんな徳永が師匠と慕う「あほんだら」のボケ担当の天才肌・神谷には波岡一喜。神谷と同棲し、作中で“絶対的な美”として描かれる女性・真樹には門脇麦…と、今をときめく人気俳優達が揃った。
林は本作への出演に「ただただ嬉しかったです」と喜びを口にする。芸人・徳永を演じることについて「お芝居を超えた、芸人さんが放つ空気感を目指します。お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせて頂きたいと思います」と力強く宣言する。
波岡は「正直なところ今は、楽しみ半分、不安半分な状態です。これから少しずつ“神谷”と同じ体験をして、本人に近づいていきたいと思います」と胸中を明かし、門脇は「闘っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたらと思います」と意気込みを語った。
連続ドラマ『火花』(1話約40分~50分/全10話)はNetflixにて2016年春より世界各国でストリーミング配信予定。また、廣木隆一が総監督を務めるほか、白石和彌、久万真路、沖田修一の3名が各話監督を担当する。