アンジェリーナ・ジョリー、英大学で客員教授に就任

女優・映画監督として活躍する傍ら、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使として難民の救済活動に力を入れてきたアンジェリーナ・ジョリーが、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の客員教授に就任することが明らかになった。現地時間23日に同校より発表があった。
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英メディアguardianによれば、アンジェリーナは女性や平和、安全について教える同校の「Centre for Women,Peace and Security」の新コースでゲスト講義するという。「女性、平和と安全」「ジェンダーと軍事化」「ジェンダーと人権」といった新しいコースが開設されるそうだが、アンジェリーナがどのような頻度と内容で参加するかは不明。
夫で俳優のブラッド・ピットがロンドンで新作を撮影するため、同地に家族で長期滞在しているアンジェリーナ。4月にはロンドン滞在を気に入り長期移住を考えていると伝えられ、ブラッドとの離婚危機を噂されていた。
アンジェリーナは客員教授になったことについて、新コースの開設が、女性の権利についてディスカッションする場を増やし、紛争下での性暴力など、女性に多大な影響を与える犯罪を野放しにしていることを終わらせる上で重要であると、声明を出している。
アンジェリーナは「教鞭を執ることと学生達から学ぶこと、そして各国政府や国連と共に取り組んできた自分自身の体験を共有することを楽しみにしています」と述べ、アカデミックな世界に意欲を見せている。