英ヘンリー王子「たぶん王様にはならない」 小学生からの質問にユーモアを交えて回答

英王室のジョージ王子やシャーロット王女、 ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻と並び、何かと注目を集めるヘンリー王子。兄ウィリアム王子が品行方正なのに対し、やんちゃな次男坊という印象が強いが、テレビ撮影のために訪れた小学校で9歳男児に王様になることはあるかと率直な質問を投げかけられ、「たぶん、ないだろうね」とヘンリー王子らしいユーモアを交えて回答したという。
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“ハリー王子”の愛称で親しまれているヘンリー王子。The Telegraphによると、英南部のバークシャーにある小学校を訪問し、番組を撮影しながら小学生たちとゲームやおしゃべりに興じ、室内ではQ&Aを開催したという。そんな中、9歳のトリスタン君が「いつか王様になることはある?」とストレートに質問した。周囲にいた大人達から笑いが巻き起こり、ヘンリー王子は「それこそ、みんなが望んでいた質問だ。正直なところね!」と笑いながらリアクション。「知って喜ぶと思うけど、たぶんならないよ!」と回答したという。
ヘンリー王子の王位継承権は父チャールズ皇太子、兄ウィリアム王子、甥ジョージ王子、姪シャーロット王女に続く5番目。現実的にヘンリー王子がイギリス国王になる可能性は低いが、トリスタン君はうなだれた様子だったとのこと。ヘンリー王子は「がっかりしてる!うれしいね!ハイタッチしよう」とトリスタン君の所に歩み寄り、ハイタッチして彼を元気づけたそうだ。
トリスタン君は後にインタビューで「ハリー王子には本当にやりたいことをやってほしい。彼が王様になったら楽しめると思うよ。彼が王様になるのを見たいよ」と語っていたいう。
ヘンリー王子はその日、英スポーツチャンネルSky Sportsの番組『Game Changers(原題)』のために小学校を訪れたという。撮影は従軍中に傷や病気を負った兵士と元兵士のためのパラリンピックタイプのスポーツイベント「第3回インヴィクタス・ゲーム」のPRのために行われた。