『X‐MEN』シリーズ、新TVドラマのパイロット版制作&脚本家が決定

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米FX局がマーベルの異色ヒーロー集団「X‐MEN」を題材にした新ドラマ『Legion(原題)』を制作する一方で、米Fox局もX‐MEN達が活躍する新TVドラマの制作に動いているという。TV LineやVarietyなどの海外メディアが伝えた。
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Fox局ではシリーズ化を決定する前にパイロット版を制作するという。脚本は海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の企画・制作総指揮を務めたマット・ニックスが務める。
題名未定の新『X‐MEN』TVドラマは、ミュータントパワーを持つ子ども達とその両親という家族に焦点を当てるそうだ。敵意のある政府から逃げるため逃亡生活を強いられた家族が、ミュータント達の地下ネットワークに合流し、彼らと共に存続を懸けて戦うというストーリーになるという。
20世紀フォックス・テレビジョンとマーベル・テレビジョンの共同制作となり、ニックスは映画版のブライアン・シンガー監督、サイモン・キンバーグらと共に製作総指揮としても名を連ねる。マーベル・コミックスがベースとなるドラマは、ディズニー傘下のABC局で『エージェント・オブ・シールド』や『エージェント・カーター』などが制作・放送されたが、Fox局では初めてとなる。キャストやパイロット版のあらすじなどは不明。
先にFX局で制作が決まった『Legion(原題)』には、映画『ザ・ゲスト』(14)の俳優ダン・スティーヴンス、映画『ライフ・アフター・ベス』(15)の女優オーブリー・プラザ、海外ドラマ『24 ‐TWENTY FOUR‐』シリーズのジーン・スマートなどの出演が予定されている。