食いしん坊なカモメがカレー鍋にドボン! “美味しい匂い” とれず…

ウェールズの食品工場で、カレー鍋から具をとって食べようとしたカモメが鍋に落ちた。カモメはその後引き上げられたものの、洗っても美味しい匂いはとれず、関係者は「本当に良い匂いだ」とコメントしている。なお、鍋に入っていたのはインドカレーの“チキン・ティッカ・マサラ”とのこと。
【関連】猫を下から撮影 “肉球丸見え”斬新なショットがアーティスティック
海外メディアSkyNEWSによると、その鍋が置かれていたのは工場のゴミ捨て場だ。具材の鶏肉を食べようと鍋に落ちてしまったカモメは、ウェールズの街グロスタシャーにあるVale Wildlife Hospitalで働くボランティアにより救助された。
羽の色はカレーでオレンジ色になってしまったものの、洗うことで色は無事に落とすことができた。しかし、洗っても美味しい匂いを落とすことはできなかったという。同病院の看護師ルーシー・ケルスは「こんなのは見たことがない」と語る。そして「一番衝撃を受けたのは、その匂いです。素晴らしい匂いがした。本当に良い匂い」と続けた。
その後フェイスブック上で、このカモメはGullfrazieとニックネームで親しまれている。今後十分に回復するまで、病院で保護されるという。現在スパイシーな食べ物は控えており、元気に過ごしているとのことだ。