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捨てられた金魚が巨大化!約2キロの個体も発見

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川に放され野生化した巨大金魚(※画像は海外サイト「Mashable」のスクリーンショット)
川に放され野生化した巨大金魚(※画像は海外サイト「Mashable」のスクリーンショット) 

 日本では水槽や鉢の中で飼育することが一般的な金魚は、小さくて愛らしい人気の観賞魚だ。しかし、そんな金魚が大自然で育つと、とんでもない大きさになることが分かった。海外メディアMashableが報じている。

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 巨大金魚を発見したのは、オーストラリアのマードック大学で、スティーブン・ビーティが率いる研究チーム。12年にわたって、同国南西部を流れるヴァス川に生息する金魚を管理しようと努力を重ねてきた彼らは、かつてペットとして飼われていた金魚が放流されたのちに、巨大化したことを報告している。

 一見すると無害なものの、実は侵略性がある金魚の行動パターンを研究し続けてきた結果として明らかになったのは、ここ15年における金魚などの水族館種の急激な増加によって、深刻な害が与えられているというものだった。金魚は雑食性で食欲旺盛で、さらには川底を引っかきまわしたり、先住の魚の卵を含むあらゆるものを食べ散らかすことで、水質を低下させてしまうというのだ。

 野性の金魚は成長力もすさまじく、ビーティらによって発見されたものの中には、体重1.9キロの個体もいたという。ビーティは魚を捨てることについて、「水槽の中ではどれほど無害でかわいく思えても、潜在的には(自然に)甚大な被害を与える可能性がある」と警告をしている。

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