ウィル・スミス主演『エネミー・オブ・アメリカ』、20年後の舞台をテレビドラマ化

人気映画のテレビドラマ化ラッシュが続く米テレビ業界で、新たにウィル・スミスとジーン・ハックマンが共演した1998年のヒット作『エネミー・オブ・アメリカ』のドラマ化企画が米ABC局で進められているという。
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Deadlineによると、製作総指揮には映画版を手がけたジェリー・ブラッカイマーが名を連ねる。映画『ブラックハット』(15)のモーガン・デイヴィス・フェールが脚本を執筆する。
トニ-・スコット監督がメガホンを取った映画版『エネミー・オブ・アメリカ』は、ウィル演じる弁護士のディーンが、気づかぬうちに暗殺事件の真相を暴く証拠を手に入れてしまい、主犯格が世界最高レベルのテクノロジーを駆使する国家安全保障局(NSA)の行政官だったことから、無実の罪を着せられるというストーリー。ディーンは元諜報員のブリルの協力を得て、巨大な組織に立ち向かう。
ドラマ版は映画版から20年後が舞台となり、NSAのスパイによって極秘情報が漏えいし、理想家の女性弁護士と強硬派のFBI捜査官が、世界的な陰謀を阻止すべく奔走するというストーリー。スパイ、弁護士、FBI捜査官の3人の人生はそれぞれの謎によって結びつくという。
ABC局はパイロット版を放送する前提で企画を進めているとのこと。キャストや放送時期などは未定。ウィルは同ドラマに一切関与していないという。