実写『攻殻機動隊』、史上初“アニメキャスト”が同役の吹き替え担当!田中敦子ら集結

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4月の公開が待たれる映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の日本語吹き替えキャストが発表された。キャストには押井守監督版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の声優陣が集結し、少佐役に田中敦子、バトー役には大塚明夫、トグサ役には山寺宏一という、アニメファン興奮の声優陣が揃った。
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久しぶりの収録に田中は「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」と振り返る。大塚も、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」と明かす。
山寺は「自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」と感慨深げに語っている。
そんなキャスト陣に対して、押井守監督は「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです」とエールを贈りつつも、「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」とコメントを寄せている。
脳以外は完全義体の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は事故から命を助けられ、サイバーテロリストの攻撃から世界を守るため、完璧な戦士として生まれ変わる。捜査を進めるうちに少佐は自分の記憶が操作されていることに気付く。本当の自分は誰なのか? 少佐は幾多の戦いに挑んでいく。
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国ロードショー。