ジョニー・デップ、訴えている資産運用会社に反論「俺のカネだ」

女優アンバー・ハードとの離婚が成立後、不正経理と投資の失敗による資金の損失を理由に自身の資産を管理していた会社「ザ・マネジメント・グループ」(TMG)を訴えた俳優ジョニー・デップ。その資産運用会社からローンの返済不払いを理由に反訴されて訴訟が泥沼化しているが、本件について初めて米ウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで語ったという。
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2500万ドル(約27億7900万円)の損害賠償を求めたジョニーに対し、ジョニー自身の浪費癖が4000万ドル以上(約44億4680万円)の負債を招いたと反論し、全ての責任はジョニーだけにあるとしたTMG。「最終的にTMGにはデップの出費や彼の他の悪い癖を制御するパワーもなければ能力もなく、デップに経費について賢い決断を強要することもできなかった」としている。
E!Newsによると、ジョニーはウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、「俺がそんなに制御不能と言うなら、どうして彼らは顧客としての俺を切らなかったのか。俺は長年懸命になって働いてきたし、多くの人間を信じてきたが、明らかにそのうちの誰かには失望させられた」と語ったという。「俺のカネだ。俺が一日に1万5000本の綿ボールを買いたがったとしても、それは俺の勝手だ」とのことで、ジョニーに引く様子はなさそうだ。
TMGに不払い金56万ドル(約6200万円)を要求されているジョニー。TMGの不正を知っているという元社員の情報を掴んだとのことだが、どのような結末が待っているのか。ジョニーの身辺はまだしばらく慌ただしくなりそうだ。