『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界が鉛筆彫刻に 虫眼鏡必須のアート

大人気テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界を鉛筆アートで表現する芸術家が現れた。サラヴァト・フィダイ氏は鉛筆で描くのではなく、鉛筆の芯を削り、登場人物やエンブレムなどの精巧な彫刻を作りあげるのだ。海外メディアMirror Onlineが伝えた。
【写真】驚異の細かさ!『ゲーム・オブ・スローンズ』の鉛筆彫刻
フィダイ氏の作品は非常に細かいため、制作時には顕微鏡を使用する。また作品を眺める際には虫眼鏡が必要だ。どれも非常に小さいが、細部に至るまで驚愕な繊細さで表現されており、『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界を楽しむことができる。作品の題材は鉄の王座、デナーリス・ターガリエンのドラゴン、三つ目のカラス、ジョン・スノウの剣ロングクロウなども含む。
昨年シンガポールで、30作品のマイクロ彫刻の展示会を開催したフィダイ氏。入場者は様々な角度から虫眼鏡を用いて作品を閲覧したという。スポンサーは『ゲーム・オブ・スローンズ』制作のHBOが担当した。
フィダイ氏は、ロシアの南西部に位置するバシコルトスタン共和国の都市、ウファ出身。これまでにイギリス、ドイツ、アラブ首長国連邦、また米国でも展示会を行っている。