J・G・バラード原作『22世紀のコロンブス』、リドリー・スコット製作で映画化

映画『エイリアン:コヴェナント』や『ブレードランナー 2049』など、人気SF映画の続編の公開が控えているリドリー・スコット監督が、SF作家J・G・バラード原作『22世紀のコロンブス』の映画化を進めているという。
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Deadlineによると、オリジナルドラマに加えて長編映画の製作に力を入れているNetflixが、映画化権を獲得したとのことだ。スコットと共に、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(17)の製作を務めたケヴィン・J・ウォルシュと、映画『ロスト・エモーション』(13)のマイケル・プラスが製作に名を連ねる。
1981年に発表された『22世紀のコロンブス』(原題『Hello America』)がベースとなる新作は、近未来のアメリカが舞台。イギリスで核問題が勃発し、その原因を求めて人が住まなくなり荒れ果てた地と化した北米に、ヨーロッパから一隻の船が来航。“新世界”の残骸となった荒れ地を探険する中で様々な騒動が起きるという。
同作はスコットがプロデュースするNetflixでの2つめの長編作品となる。トム・ハーディ主演、映画『ジェシー・ジェームズの暗殺』(08)のジャッキー・コーガン監督で、ネイビーシールズを描く『War Party(原題)』が製作されることが3月に伝えられていた。