クエンティン・タランティーノ、次回作でカルト集団マンソン・ファミリーを映画化か

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映画『イングロリアス・バスターズ 』や『ジャンゴ 繋がれざる者』の監督クエンティン・タランティーノが、2015年に全米公開された『ヘイトフル・エイト』の次に選んだ題材は、映画監督ロマン・ポランスキーの妻で女優のシャロン・テートらを無差別殺人したマンソン・ファミリーだという。
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1960年代から1970年代にかけて、チャールズ・マンソン率いるカルト集団、通称マンソン・ファミリーはカリフォルニア州で共同生活を送りながら、無差別殺人を計画。1969年8月にマンソンに命令された5人がロサンゼルスのポランスキー邸に忍び込み、妊娠していたシャロンらその場にいた5人を殺害した。
Varietyによると、タランティーノはその有名な事件を題材にした映画を監督する予定ですでに脚本を書き上げているという。タランティーノが実話を映像化することは珍しく、新作では殺人事件がメインとなるのか、背景的に描かれる中で別の話が進行するのか、あらすじなどの詳細は明らかになっていない。
キャストは決まっていないとのことだが、Aランクの俳優陣の召集が見込まれると情報筋は話しているという。9月の労働者の日までには話がまとまると見られているとのことだ。
タラティーノ監督は監督作品が10本に達したら引退すると話しており、このマンソン・ファミリーを題材にした作品が制作されることになれば監督作9本目になる。