ジャスティン・ビーバー、素行の悪さを理由に中国が公演禁止

2016年からアルバム『パーパス』を引っ提げて精力的にワールドツアーを展開している人気歌手ジャスティン・ビーバーが、素行の悪さを理由に中国当局から中国での公演を禁止されていることが明らかになった。
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E!Newsによると、中国のジャスティンファンが北京市文化局にジャスティンの公演が中国本土で開催されない理由を問い合わせたという。オンラインで共有された当局の声明では「ジャスティン・ビーバーは才能あるシンガーですが、物議を醸す外国の若いシンガーでもあります。中国市場の秩序を維持し、国内公演の環境を浄化するためには、素行の悪いエンターテイナーを受け入れることは不適切と判断しています」と、ジャスティンの公演を認めていない理由を説明しているとのことだ。
中国当局は「ジャスティン・ビーバーが大人として成長して自身の言動を引き続き改善し、民衆に愛されるシンガーになることを願っています」と、ジャスティンの振る舞いが改善されれば、中国での公演が認められる可能性があることを示唆している。
ジャスティンは過去に中国の万里の長城を訪問したときの素行や靖国神社参拝で中国国内でも物議を醸した。中国ではこれまでにも行動や楽曲が“問題”と見なされ、人気歌手ケイティ・ペリーやレディー・ガガ、マイリー・サイラス、ビヨンセなどの公演や楽曲が禁止された。