山崎賢人、『ジョジョ』作者・荒木飛呂彦の称賛に感無量「死ぬ気でやったので嬉しい」

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俳優の山崎賢人が26日、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のジャパンプレミアに出席。昨年9月の記者発表会見以来、10ヵ月ぶりに勢揃いしたキャスト・監督とスペインロケの思い出を語り合い、原作者・荒木飛呂彦にビデオメッセージで称賛されると「死ぬ気でやったので本当に嬉しい」と感無量の様子を見せた。
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同映画は、シリーズ累計発行部数1億部を超えるコミック『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の実写化作品。特殊能力「スタンド」を持つ高校生・東方仗助が生活する杜王町で、変死事件が続発する。仗助は、同事件に関わる凶悪犯アンジェロに遭遇し、犯行を邪魔したことで次の標的にされてしまう。
主人公・東方定助役の山崎は「やっと日本で皆さんに観ていただけるということで、本当にワクワクしている」と挨拶。自身も試写を観たと話し、「現場では想像でしかなかったスタンドの映像を観たときに感動した。『ジョジョ』にしかない映像になっている」とアピールした。
ロケを実施したスペイン・シッチェスに関しては「思い出だらけ」だと言い、「海の見えるテラス席で肉を500グラム食べた」と回想。すると伊勢谷友介に「音楽弾いている人とかいたりして、それにまんまと乗っかっちゃって、街中で全開で踊ってた」とバラされ、照れ笑いを浮かべていた。
広瀬康一役の神木隆之介も、山崎同様、スタンドの映像について「衝撃的。本当に新しいものに出会えた感覚だった」と絶賛。一方、スペインでは買い物やサッカー観戦に興じるなど「観光しまくりました」と浮かれっぱなしだったことを明かした。
また虹村形兆を演じた岡田将生は、スペインの風呂場で転んで頭を強打して1時間気絶し、湯船が血で赤く染まったことを三池崇史監督に暴露され、「ちょっと待って…!」とアタフタ。会場から悲鳴が漏れる中、岡田はハンカチで顔を拭っていた。
終盤には、原作者・荒木飛呂彦のビデオメッセージを上映。「仗助としての存在感が作品を引っ張ってくれた」と手放しで褒めちぎられた山崎は、「ジョジョの生みの親の荒木先生にこういう言葉を言っていただけるのは、死ぬ気でやったので本当に嬉しい」と喜びを露わにした。
今回のジャパンプレミアにはほかに、小松菜奈、新田真剣佑、山田孝之が出席。会場では、仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の氷像もお披露目された。
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は、8月4日より全国公開。