『バットマン』悪役ジョーカーが主人公に? M・スコセッシ製作で単独映画企画が進行

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DCコミックスの人気アメコミヒーロー、バットマンの宿敵ジョーカーを主人公にした単独映画の企画が浮上した。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督や映画『ハングオーバー』シリーズの監督トッド・フィリップスが手がけるという。
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Deadlineによると、米ワーナー・ブラザースとDCコミックスがバットマン・ユニバースを拡大するべく、ジョーカーの誕生秘話を描く単独映画の製作を進めているとのことだ。フィリップスが映画『ザ・ファイター』の脚本家スコット・シルヴァーと共同脚本を務めると共に監督するという。スコセッシはフィリップスと共に製作を務める。
ジョーカー単独映画は他のDC映画とは別路線を歩むとのことで、『スーサイド・スクワッド』続編などにつながるストーリーにはならないという。現在ジョーカーを演じる俳優ジャレッド・レトはこの単独映画に出演する予定はなく、若手俳優がキャスティングされる可能性があるとのことだ。現時点では他のDC映画に通じるようなセッティングにはならず、1980年代を舞台にしたハードボイルド風の犯罪映画のような作風になる見込みらしい。
ジョーカー役はジャレッド以外、これまでにジャック・ニコルソンやヒース・レジャーが演じ好評を博した。今度はどのようなジョーカーが誕生するのか、続報に期待したい。