『L.A.コンフィデンシャル』テレビドラマ企画が浮上

ジェームズ・エルロイの原作をベースにカーティス・ハンソン監督で映画化された『L.A.コンフィデンシャル』。今年で製作20周年を迎える節目に、米CBS局が映画を製作したアーノン・ミルチャンと共に、同作のドラマ版企画を進めているという。
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Deadlineによると、テレビドラマ版は映画版を製作した米リージェンシーの子会社ニュー・リージェンシーとライオンズゲートの共同製作になるという。脚本は海外ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』シリーズのジョーダン・ハーパーが執筆する。1950年代のロサンゼルスを舞台に、3人の殺人課の刑事、女性レポーター、ハリウッド女優の運命が、凶悪な連続殺人犯の追跡捜査を通じて交錯するさまを描くとのことだ。
1997年の映画版ではラッセル・クロウがロス市警のバド・ホワイト刑事を、ガイ・ピアースがエド・エクスリー刑事を、ケヴィン・スペイシーがジャック・ヴィンセンス刑事を演じている。高級コールガールのリンを演じたキム・ベイジンガーは、同役でアカデミー賞助演女優賞に輝いた。
現在、ドラマ版は企画開発の初期段階にありキャストは未定。続報が待たれるところだ。