トム・ホランド&デイジー・リドリー共演のSF映画が大幅な撮り直しに

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映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督がメガホンを取るSF大作『Chaos Walking(原題)』が、大幅な撮り直しになったとThe Hollywood Reporterが報じた。同作には映画『スパイダーマン:ホームカミング』の俳優トム・ホランドと、新『スター・ウォーズ』シリーズの女優デイジー・リドリーが出演する。
【写真】ハッピ姿で和太鼓を打つトム・ホランド
英作家パトリック・ネスのヤングアダルト小説『混沌の叫び』シリーズをベースにする『Chaos Walking(原題)』。感染症によって女性の大半が死に、他人の声が“ノイズ”となって聞こえるようになった世界に住む若者トッド(トム)が、ノイズを持たない若い女性ヴァイオラ(デイジー)と出会ったことでストーリーが展開する。
撮り直しが生じた理由は不明。撮影には2~3週間を要するが、トムもデイジーも他作品への出演で多忙を来しており、スケジュール調整が難航しているという。情報筋の話では、年末から来年になるまで撮影スケジュールが組めないとのことだ。
場合によっては、現地時間2019年3月1日に予定されている全米公開を遅らせる必要が出てくる可能性が出てくるが、本件に関して配給元の米ライオンズゲートはノーコメントだったという。
脚本は映画『エターナル・サンシャイン』のチャーリー・カウフマンや、映画『ウォルト・ディズニーの約束』のジョン・リー・ハンコックなどが執筆したが、原作者のネスが撮り直し部分の脚本を執筆すべく、契約交渉に入っているそうだ。
『Chaos Walking(原題)』のキャストにはトムとデイジーのほか、俳優のマッツ・ミケルセンや歌手としても活躍するニック・ジョナスが名を連ねる。