亀梨和也、東野圭吾『手紙』でテレ東ドラマ初主演

KAT‐TUNの亀梨和也が、テレビ東京で放送されるドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』で主演を務めることが発表された。同局ドラマ初出演にして初主演を担う亀梨は、「テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています」と期待を膨らませている。
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本作は、発行部数240万部を超え、映画化、舞台化もされている東野圭吾による『手紙』をドラマ化。強盗殺人犯の弟という運命を背負った青年が、周囲の差別や偏見に苦しみながらも、やがて自分の家族を持つまでの軌跡を、兄弟の手紙を通して丁寧に描く。主演の亀梨は犯罪加害者の兄を持つ弟・武島直貴を演じる。亀梨以外のキャストは、今のところ明らかになっていない。
亀梨は直貴の人物像について「事件の当事者なのか何なのか…とても難しい立ち位置にいる人物ですよね。決してスポットライトを浴びるようなキャラクターではない。そこがこの作品が持っている魅力であり、メッセージなのだと思いますが。僕自身、その難しさ、もどかしさにハマっていけたらと思っています」とコメント。
また役作りに関しては、「あまり用意しすぎないほうがいいかなと思っています。まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きている事、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいと思います」と意気込みを語っている。
原作者の東野は「『手紙』は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」とメッセージを寄せている。
ドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』はテレビ東京にて放送。放送時期は未定。