『西郷どん』19話、心を開き始める吉之助 とぅまとの仲にも変化が…

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NHK大河ドラマ『西郷どん』、今週放送の第19話「愛加那」では、とぅま(二階堂ふみ)から必死に看病されたことで心を開くようになった吉之助(鈴木亮平)が、とぅまとの距離を近づけていく。鈴木は19話の見どころについて「二階堂ふみさん演じるとぅまの勇ましさと愛情深さがとっても魅力的で、吉之助ととぅまの関係が急激に変化していきます」と語っている。
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とぅまは、ユタ(秋山菜津子)から告げられた「海の向こうから来る夫」が、「菊池源吾と名乗る薩摩からの流人」(鈴木)だと分かり、心を揺さぶられていた。
そんなとき、砂糖隠しの嫌疑で、龍佐民(柄本明)が代官所に捕縛される。とぅまは激怒し島人たちと代官所に押しかけるが、そこに吉之助が現れる。とぅまは「薩摩の人間は信じない!」と言い放つが、吉之助は予期せぬ行動に出る。
鈴木は19話のテーマについて「やはり『愛』ですね」ときっぱり。「その人を失いそうになる瞬間に、どれほど大切な存在かと気づく…。僕は、吉之助さんがとぅまどんに“あるもの”を授けるシーンが大好きですね」と語っている。
先週放送の第18話「流人 菊池源吾」では、海に身を投げた吉之助は奇跡的に生き返るが、藩命により「菊池源吾」という名でひそかに奄美に流される。島での吉之助は気持ちがささくれ、島人たちを容易に近づけない。吉之助は、島人たちが薩摩の過酷な支配により黒糖作りを強いられていることを、とぅまから教えられる。軍備のため金を湯水のように使っていた斉彬(渡辺謙)が死んだ時には喜んだというとぅまに吉之助は怒りを表す。
そんな時正助(瑛太)からの手紙で、橋本左内(風間俊介)が斬首されたと聞いた吉之助はやけを起こし、気持ちは死に向かう。害虫に襲われ高熱で倒れるが、とぅまらの懸命の看病により命を救われる。自分が倒れている時に、とぅまが必死で祈ってくれたことを聞いた吉之助は礼を言い、「この島のことを教えてください」と頭を下げる、という内容だった。
NHK大河ドラマ『西郷どん』第19話「愛加那」は、NHK BSプレミアムにて5月20日18時、総合テレビにて20時放送。