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『荒木飛呂彦原画展』大型の新作12枚を展示 キャラを等身大で描く

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『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』 記者発表会に登場した荒木飛呂彦
『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』 記者発表会に登場した荒木飛呂彦 クランクイン!

 漫画家の荒木飛呂彦が、21日に都内で行われた『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』(8月24日~10月1日開催)の記者発表会に登壇した。

【写真】『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』 記者発表会フォトギャラリー

 同展は、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』誕生30週年の集大成として実施。国立新美術館で個展が開催される漫画家は手塚治虫氏以来28年ぶり2人目で、現役の漫画家では初となる。

 荒木は「漫画界に感謝したい。手塚先生をはじめ、先輩たちの作品や助言がなければ『ジョジョの奇妙な冒険』は影も形もなかった。私より年下の漫画家さんが盛り上げていただいたので今回の開催がある」と感謝。そして「印刷とは違った何かが原画には必ずあります。『ジョジョ』は友情・努力・勝利が描かれているが、画としての発想だとか考え方を若い人たちの勉強、将来の仕事などに役に立ててほしい。それが僕の密かな野望です。…しゃべっちゃいましたけど」とお茶目に挨拶した。

 核として展示されるのは荒木が同展のために描き下ろした12枚の新作原画。1枚2メートルという、通常のマンガと比較するとかなりの大型となる。完成したばかりという大型新作は「実物大のキャラを描くのが目的。170センチのキャラなら170センチ。それが12枚あります。キャラが実物大なので、同じ場所に存在しているように描いた」と明かした。

 また、本展の大阪巡回も決定。11月25日~2019年1月14日まで大阪文化館・天保山にて行われることが発表された。それに併せて各会場のキービジュアルが会場で披露され、東京会場のキービジュアルは空条承太郎、大阪はディオが描かれている。

 キービジュアルの構想について「2枚で1組のペア。2人とも神格化されているので、それを描くのがいいのかなと。日本の絵画だと風神雷神の2枚組があるのでそれから発想を得た」と告白。また「富士山の三角と丸い月という絵画的な構図にも注目してほしい。色も夜と昼というイメージ。かなり思いを込めた作品」と力作であることをアピールした。

 さらに、会見の終盤には荒木自ら『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』が今秋にテレビアニメ化されることを解禁。「そのへんもよろしくお願いします」と笑顔で語った。

 『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』は、8月24日~10月1日まで東京・国立新美術館にて開催。チケットは完全日時指定制で、6月23日10時より販売開始。

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