国家レベルのカンニング対策！全土でインターネット遮断 アルジェリア
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アルジェリアでは、試験のカンニング対策として、政府が全国土のインターネットを遮断した。試験当日には、2つの高校の卒業試験の開始時間と同時に携帯及びインターネットの接続が遮断。試験終了までの約2時間その状態が続いた。海外メディアSkyNewsが伝えた。
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同メディアの記事では、このネット遮断は試験期間の終わる4日後まで続くことが予想されると伝えている。アルジェリアでは2016年の試験シーズンにSNSを使ったカンニングが横行し、試験の開始前、もしくは開始と同時に試験問題が投稿されるなどした。2017年には関係各庁が通信者に対しSNSへのアクセスを遮断するよう呼びかけていたが、2018年はそれが政府によって直接実施された形だ。
インターネットプロバイダのAlgerie Telecomは、「政府からの指示を遵守し、高校卒業試験の運営が円滑に行われることを目指す」ため、ネット遮断を行ったとコメントしている。
試験が実施された2000カ所の会場では、携帯電話、タブレット端末の持ち込みは禁止。受験する生徒数は70万人以上だ。入り口には金属探知機を設置。また試験を印刷する場では携帯の電波妨害技術が導入され、監視カメラが設置されているという。
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