アルナーチャラム ムルガナンダム来日決定!『パッドマン 5億人の女性を救った男』

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現代のインドで“生理用品”の普及に人生を捧げた男の実話を描いた映画『Padman(原題)』が、邦題を『パッドマン 5億人の女性を救った男』として12月7日より公開される。さらに、本作のモデルとなったアルナーチャラム・ムルガナンダム氏が10月下旬に来日することが決定した。
【写真】『パッドマン 5億人の女性を救った男』場面写真
本作は、商用パッドの3分の1の低コストで衛生的なパッドを製造できるパッド製作機の発明者、ムルガナンダム氏の実話を基にしたヒューマンドラマ。
インドの小さな村で新婚生活を送るラクシュミ(クマール)は、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は村中の人から奇異な目で見られ、ついには村を離れるまでの事態に。
しかし諦めることなく開発を続け、協力者と出会ったこともあり、低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明。農村の女性たちにナプキンだけでなく彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようとする中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる。
女性たち自らがパッド製作機を使い、ナプキンを女性たちに届けるシステムを開発したムルガナンダム氏の活動は高く評価され、2014年「Time Magazine」が選ぶ世界で最も影響力のある100人にも選ばれたほか、2016年にはインド政府から褒章パドマシュリも授与されている。
ムルガナンダム氏がモデルとなった主人公ラクシュミを、“インドのジョージ・クルーニー”の異名を持ち、本国で圧倒的な人気を誇るアクシャイ・クマールが演じる。妻ガヤトリ役には実力派女優のラーディカー・アープテーをキャスティング。主人公を助けてナプキン普及に尽力する都会の女性パリーには、ボリウッドのトップ女優のひとりで映画『ミルカ』のソーナム・カプールが扮する。
メガホンを取るのはR.バールキ監督。バールキ監督の妻は、映画『マダム・イン・ニューヨーク』の監督ガウリ・シンデーで、同作でバールキ監督はプロデューサーとして関わっていた。
映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』は12月7日より全国公開。