『アクアマン』、ジェームズ・ワン監督が怪物トレンチのスピンオフ企画に着手か

世界興行収入11億2000万ドル(約1232億)を突破したジェームズ・ワン監督のDCヒーロー映画『アクアマン』。同作に登場した怪物のトレンチを描くホラー調のスピンオフ企画があると、The Hollywood Reporterが報じた。
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トレンチは凶暴な水陸両生の生き物で、コミックでは2011年に初登場。当初はアトランティス王国に生息していたが、王国が沈没するとほかの生存者たちと切り離された者たちが強欲な生物へと独自の進化を遂げたという。
スピンオフのタイトルは今のところ、『The Trench(原題)』。米ワーナー・ブラザースはスピンオフの製作に向けて、新人脚本家のノア・ガードナーとエイダン・フィッツジェラルドを起用したという。2人は以前、J・J・エイブラムス監督の製作会社バッド・ロボットで、映画『SUPER 8/スーパーエイト』にアシスタントとして携わった経歴があるとのことだ。
ワンと、ホラー映画『死霊館』シリーズのピーター・サフランが製作を務めるという。詳細は不明だが、トレンチたちが生息する王国が舞台となり、『アクアマン』の主要キャラクターたちは登場しないとのことだ。
スピンオフの製作について、ワーナー・ブラザースから正式発表は出ていないが、ワンはツイッターで「プリプロダクションの初期段階で、トレンチとそのデザインに恋をした…そしてひそかにこの世界をもっと探求することを望んでいたんだ(現在、このプロジェクトを肯定も否定もしない)」と語っている。
引用:https://twitter.com/creepypuppet