太っちょねずみ、マンホールの穴にはまって抜けなくなる

ドイツで、太っちょのねずみがマンホールの穴にはまり抜けなくなってしまった。幸運にも発見されたそのねずみは、目撃情報を受けた消防士らにより無事救助された。海外メディアSkyNewsが伝えた。
【写真】消防士に救助されるねずみ
フランクフルトから南に約96km離れた都市アッセンハイムで発見されたそのメスのねずみを救出したマイケル・セアは、地元メディアに対しねずみが「冬用の脂肪をたっぷり蓄えていて、前にも後ろにも身動きが取れなくなっていました」「人間から嫌われている動物でも、尊重されるべき」と話した。セアは独力ではねずみを救助できなかったので、ほかの消防士らを待たなければならなかったという。
救出されたねずみは、数枚の写真を撮られた後、下水道に戻されたという。動物保護団体Berufstierrettung Rhein Neckarのアンドレア・スタインバッハは、ねずみが解放された後「あたかも振り返りながらこう言っているようでした。『ありがとう、ええ、ダイエットしなきゃいけませんね!』と」と話している。