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『ラ・ヨローナ』黒い涙を目に浮かべ…哀愁漂う本国版ポスター独占公開

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『ラ・ヨローナ ~泣く女~』アメリカンゴシックポスター

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』アメリカンゴシックポスター(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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リンダ・カーデリーニ

 映画『死霊館』シリーズや『アクアマン』を世に送り出したジェームズ・ワンが製作を務めるホラー映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』から、恐怖の泣く女(ヨローナ)を描いたアメリカンゴシックスタイルの本国版ポスターが公開された。

【写真】『ラ・ヨローナ ~泣く女~』日本版ビジュアル&場面写真

 本作は、中南米に古くから伝わる呪われた存在“ヨローナ”が題材。ヨローナとは、愛する夫の浮気で嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛するわが子を溺死させるも、後悔から正気を失い、川で入水自殺を遂げた女性。以来、呪いとなってこの世をさまよい、子供たちだけを狙いさらっていくのだが、そのとき必ずヨローナの泣き声が聞こえるという。

 舞台は1970年代の米ロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発するも、ソーシャルワーカーのアンナはその声を無視。ところが、アンナとその2人の子は、ほどなくしてある女の”泣き声”を聞いてしまう。ヨローナはアンナの子、エイプリルとクリスに狙いを定め、数々の恐ろしい現象を引き起こすことになる。そんなとき、信仰心を捨てようとしていた神父が現れ、最悪の呪いに立ち向かうが…。

 すでに解禁された日本版ポスターは、水辺の中心に立ち尽くし、ベール越しにこちらを見据えた泣く女を捉えたものだったが、本国版ポスターは哀愁漂う泣く女の横顔をフィーチャーし、頭にかけられたベールの刺しゅうのドクロの細かさまで描き込まれた一枚。その目は黒い涙を流すも、金色に妖しく光っており、上部の「ay, mis hijos…」(意訳すると「あああああ!! 私の子どもたち…!!!」)というキーフレーズも相まって、女の悲痛の叫びが聞こえてくるようなものとなっている。かつてはメキシコの村一番の美人だったとも言われている泣く女。屍のような顔になろうとも、その名残を長いまつ毛に宿している。

 メガホンをとるのは、ワンが『死霊館』シリーズ第3弾の監督に指名したマイケル・チャベス。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本ゲイリー・ドーベルマンがワンとともに製作に名を連ねる。主人公のアンナを『グリーンブック』のリンダ・カーデリーニが、エイプリルとクリスを『アメリカン・スナイパー』のマデリン・マクグロウ、新人のローマン・クリストウがそれぞれ演じる。『アナベル 死霊館の人形』のトニー・アメンドーラが、アンナが助けを求める神父役を務めている。

 映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』は5月10日より全国公開。

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