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根強い捏造説…月面着陸の瞬間が4Kリマスター映像で蘇る『アポロ11 完全版』

映画

映画 『アポロ11 完全版 』メインカット
映画 『アポロ11 完全版 』メインカット(C) 2018 moon collectors llc. all rights reserved (C) 2019 Universal Studios. All Rights Reserved

 アポロ11号の月面着陸を記録した秘蔵映像と音源を4Kリマスター映像で描くドキュメンタリー映画『アポロ11 完全版』が、7月19日より緊急全国公開される。

【写真】月面着陸の瞬間を鮮明に映し出す『アポロ11 完全版』フォトギャラリー

 本作は、1969年7月20日のアポロ11号月面着陸から50周年を迎えるのを機に、米公文書記録管理局(NARA)と米航空宇宙局(NASA)により新たに発掘された70㎜フィルムのアーカイブ映像や1万1000時間以上もの音声データを基に制作されたドキュメンタリー。ロケットの発射前から、月面着陸、そして地球生還までの9日間を詳細に捉え、4Kリマスターにより50年前の映像とは思えないほどの迫力と美しさを誇る、まさに映画館で見るべき新時代のドキュメンタリーとなっている。

 アポロ11号の月面への有人着陸については、これまで数々の科学的根拠が提示され、真実であることが裏付けられているが、いまだに捏造(ねつぞう)だったと主張する者が数多く存在する。

 捏造説の主な論拠は、当時の科学技術ではとても有人着陸などできるはずがないというもので、当時の最高水準のコンピューター性能は、ファミコン程度の処理能力しかなかったと言われている。さらに、米ソ冷戦時代の時代背景により技術者たちが背負っていたプレッシャーから何としてでも成功させなくてはならない焦りから捏造が生まれたのではとされている。月面の様子が映された写真のバックに映る空が真っ黒で星が映っていなかったこと、真空なはずなのに、米国旗がはためいている様に見えること、影の向きがおかしいこと、そしてアポロ計画以降人類は月に行っていないことに対する疑問などから、スタンリー・キューブリック監督が着陸映像を捏造したという都市伝説が生まれるほどだ。

 果たして真相はどうなのか? 本作では、発射前から生還まで余すことなくアポロ計画が映し出され、これまで関係者でも見たことがなかった映像も含まれるという。

 映画『アポロ11 完全版』は7月19日より全国公開。

映画『アポロ11 完全版』予告編

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