吉岡里帆＆高杉真宙、共演“犬”がマイクを狙うハプニングに爆笑
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女優の吉岡里帆が22日、都内で行われた映画『見えない目撃者』完成披露試写会に、共演の高杉真宙、國村隼、大倉孝二、浅香航大、柳俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督と共に出席した。
【写真】共演犬にマイクを取られるハプニングに笑顔の吉岡里帆ら
舞台挨拶の最後には、吉岡にサプライズで共演した盲導犬役のパルが登場。撮影以来の再会に、吉岡は驚きで目を丸くした後、うれしそうにハグをしたり話しかけたりと大興奮。パルはと言えば、うれしそうな素振りを見せながらもマイクに興味津々で、田口が冗談で差し出したマイクをパクッとくわえ、この日一番の爆笑をさらった。その後はお気に入りになったのか高杉のマイクまで狙い出し、登壇陣もパルの一挙手一投足に大わらわだった。
『見えない目撃者』は猟奇殺人、女子高生誘拐、身近な恐怖が交わる体感型サスペンス・スリラー。警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ（吉岡）は事故が原因で失明し、警察官を諦める。3年後、いまだ失意の中にいたなつめは車の接触事故に遭遇し、車中からの声で少女の誘拐事件の可能性があると訴える。同じ車に接触したスケボー少年・国崎春馬（高杉）と共に、捜査に乗り出すことになるのだが…。
妥協のない描写から、本作はR15＋に指定されている。吉岡は、「かなりスリラー。監督がギリギリのところを攻めている印象があって、目を背けたくなるかもしれませんが、“こんなひどいことあるか”ってくらいの絶望を目の当たりにしていただけるかなと思います。怖いけど、噛みしめて楽しんでいただけたら」と、期待を込めた挨拶に代えた。
吉岡とバディになる高杉は、「間違いなく吉岡さんが一番大変な役。でも座長として僕らに気を遣っていただいて、もっと頑張らなきゃと思った」と主演としてのたたずまいを称賛する。吉岡との現場のエピソードについて振られると、「僕はひとり暮らしなので行事ごとが遠くなるんですが、節分の次の日に現場に行ったら、吉岡さんが節分豆を配っていた。素敵だなと思った」と披露。リアクションの薄い観客にいたたまれなくなった様子の吉岡が、「大丈夫ですか!?」と呼びかけると、とっさに高杉が「行事ごとを大事にされていて素敵だなと思ったんです！ 素敵だなと思ったんです！」と繰り返し、温かい現場の空気に触れていた。
『見えない目撃者』は9月20日より全国公開。
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