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渡辺謙、加瀬亮の鬼気迫る語学勉強に感心「後ずさりするぐらい」

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(左から)『ベル・カント とらわれのアリア』舞台挨拶付きジャパンプレミアに登場した渡辺謙、加瀬亮
(左から)『ベル・カント とらわれのアリア』舞台挨拶付きジャパンプレミアに登場した渡辺謙、加瀬亮 クランクイン!

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 俳優の渡辺謙と加瀬亮が9日、都内で行われた映画『ベル・カント とらわれのアリア』舞台挨拶付きジャパンプレミアに出席。渡辺は、通訳を演じる加瀬が語学勉強に必死なあまり食事にも誘えないほどであったというエピソードを明かした。

【写真】出演への思いを語る渡辺謙

 同作は、Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説の映画化作品。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件から着想を得た原作者アン・パチェットが、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた。

 以前、同作の出演オファーがあった際には出演を断っていたという渡辺。「最初にお話を頂いたのが9.11の後だったので、テロリストを題材にした映画はどうなんだろうってご遠慮させていただいていたんです」と明かした。

 続けて渡辺は「このお話のベースになっているのがペルーの日本大使公邸占拠事件なんですが、その1週間前に僕は(ペルーの首都の)リマにいたんです。もしあと1週間いたらあの公邸事件に巻き込まれていた可能性があった。そんな中(監督の)ポール・ワイツがやりたいと。それで『運命なんだ。やらないと僕は先に進めないんだ』と思って、お受けしました」と、出演を決めるまでの過程を打ち明けた。

 英語を話せる渡辺だが、今回は英語が分からない役柄。渡辺は「脚本読んでるので分かるんですけど、英語的にリアクションしちゃいそうになるんです。それを『何言ってるの?』って(通訳を演じる)加瀬に振らなきゃいけないので。『ラストサムライ』(2003)の頃、分からないけど挑んでいた気分を思い出しながらやってました」と英語が理解できるにも関わらず、分からないフリをすることの難しさを振り返った。

 一方、語学堪能な通訳を演じる加瀬は「最初無理かなと思ったんですが、一生懸命セリフ練習して挑んで使ってもらいました」と吐露。スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などさまざまな言語を学んだそうで「演技よりも語学の勉強ばかりやってました」と苦労した様子だった。

 そんな加瀬の様子を渡辺は「目、三角になってました」と話し、「『飯行くか』も言えないくらいの顔で、後ずさりするぐらいだったんですよ。たまに『よく頑張ったな』っておにぎり差し入れするくらいで」と回想。加瀬は「苦労話するの好きじゃないんですけど、大変でした。現場に謙さんが握ったおにぎりがあって、いつも励ましてくれました」と苦笑していた。

 映画『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日より全国公開。

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