森七菜が禁断の契約に手をかける…『地獄少女』衝撃のライブシーン本編公開

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公開日：2019/11/23 11:30

森七菜が禁断の契約に手をかける…『地獄少女』衝撃のライブシーン本編公開の

【写真】森七菜が赤い紐を解く…！『地獄少女』場面写真

　本作は、テレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミックをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、舞台、遊技機など幅広く展開され、人気を博してきた同名作品を実写映画化したダークファンタジー。“怨んだ相手の名前を入力すると地獄送りにできる”という禁断のサイトをめぐる恐怖を描く。

　メガホンをとったのは映画『貞子vs伽椰子』『不能犯』の白石晃士監督。キャストは、「地獄通信」サイトを通して依頼を受けたターゲットを地獄に送る地獄少女・閻魔あいを玉城、地獄通信にアクセスして地獄少女と契約する女子高生の市川美保を森、美保の親友・南條遥を仁村紗和、アイドルの御厨早苗をSKE48の大場美奈が、それぞれ演じている。

　クラスに馴染みきれない女子高生・美保（森）は、独自の世界観を持つアーティスト、魔鬼（藤田富）のライブで知り合った奔放な南條遥（仁村）に惹かれ親友に。しかし、魔鬼は遥が美保と友達でいることを「そぐわない」と禁じ、引き離した上、やがては遥の命まで奪おうとする。美保は魔鬼を地獄送りにするため、「地獄通信」にアクセスし、地獄少女を呼び出す。

　公開された本編映像は、魔鬼のライブシーン。黒を基調とした会場のステージでは、魔鬼と、コーラスとして抜擢された赤いドレス姿の遥が歌っている。この時、遥は魔鬼によって洗脳されており、親友の美保にまで手を上げるような性格に変貌していた。しかも、魔鬼はライブ中に遥を使い、密かに怪しい計画まで企てている。親友を救うためライブに足を運んでいた美保は、ステージ上の魔鬼と遥を観ながら心の中で怨みを増幅させていく。そしてついに、魔鬼への怨みが頂点に達したその瞬間、紐を解けば閻魔あいとの地獄送りの契約が成立する藁人形の紐に手をかける。

　白石監督は、連続アニメを2時間の映画にするにあたり、映画としてもう一つの要素が必要だと考え、音楽的要素を加えて本作の世界観に厚みをもたせるためこのライブシーンを製作した。切れ味鋭く撮り、ミュージカル風を意識し、音と動きとカットのシンクロに気を配りながら撮影、編集された。そして「歌で物語を止めないことが大事なポイント」だったと語っている。

　映画『地獄少女』は公開中。