エドワード・ノートンが障害を抱える探偵に『マザーレス・ブルックリン』予告解禁

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ハリウッドを代表する演技派俳優のエドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演する映画『マザーレス・ブルックリン』より、予告映像が解禁。併せて場面写真も公開された。
【写真】50年代のNYの闇に迫る…『マザーレス・ブルックリン』場面写真
映画『真実の行方』『アメリカン・ヒストリーX』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞にノミネートされた俳優のエドワードが、初めてシナリオに挑戦し、約20年振りにメガホンをとる本作。原作の1999年から1957年に時代設定を変更し、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで現代にもつながる社会的なテーマを描き、トロント国際映画祭やローマ映画祭、ニューヨーク映画祭などで高く評価された。エドワードは一風変わったキャラクターを演じ主演を務め、プロデュースも含めて1人4役を担当する。
解禁された予告編は、「僕は少し壊れてる」と、変わった挙動と障害の発作に悩まされる、脅威の記憶力を持つ私立探偵ライオネル(エドワード)が登場するところから始まる。ライオネルに優しい笑顔で話し掛けるボスのフランク(ブルース・ウィリス)は、私立探偵の雇い主であり、居場所を与えてくれた恩人。フランクがある事件に巻き込まれて殺されてしまうと、ライオネルは「犯人を必ず見つけ出す」と真相を調べる事に。
そこからは、鍵を握る女ローラ(ググ・バサ=ロー)、権力を持つ男モーゼス(アレック・ボールドウィン)、謎を知る男ポール(ウィレム・デフォー)など脇を固める豪華キャストが次々に登場。ライオネルがわずかな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに、50年代のニューヨークの堅く閉ざされた闇に迫っていく姿が映し出される。
なお、予告映像のバックには、レディオヘッドのトム・ヨークが映画の為に書き下ろした「デイリー・バトルズ」が冒頭より流れ、かつてのフィルム・ノワールを意識した演出の中に、新たな彩りを添えている。
併せて解禁された場面写真は、ライオネルと関わっていく人々とのやり取りがよりクローズアップされており、本編でも見逃せないシーンが多く写し出されている。
映画『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日より全国公開。