『テセウスの船』榮倉奈々の“家族愛” ネット上で「感動した」「素敵」の声

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俳優の竹内涼真が主演を務めるドラマ『テセウスの船』(TBS系/毎週日曜21時)の第2話が26日に放送され、榮倉奈々演じる主人公の母親・和子の家族への深い愛情に「感動した」「お母さん素敵」「榮倉奈々ちゃんが女神に見えてきた」などの反響が相次いでいる。
【写真】家族への思いを語る和子(榮倉奈々)『テレウスの船』第2話より
本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)連載の東元俊哉による同名漫画を実写ドラマ化する”泣ける本格ミステリー”。竹内は、家族の運命を変えた警察官の父親が起こした殺人事件の謎を追う青年・田村心を演じる。
平成元年にタイムスリップした心は、自分の母親である和子や文吾(鈴木亮平)らの仲の良いやりとりを見ながら、「絶対に事件は起こさせない」と決意を固める。妻・由紀(上野樹里)のノートによると、3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になり、田中が死亡するという。田中家に心と文吾が向かうと、そこで気味の悪いウサギの絵と2人の少女の絵が描かれたノートを発見する。すると次の日の朝、ウサギ小屋のウサギが死んでいた。夜になると、心の姉・鈴(白鳥玉季)と友達の女の子が行方不明になり、村は大騒ぎになる…。
視聴者からの反響が大きかったのは、殺人犯となった文吾のことをいつも「お父さんはいないと思いなさい」と言い続けてきた母・和子の本当の気持ちが明らかになるシーン。村人たちの必死の捜索のかいもあり、鈴は発見される。鈴の友達を必死で探し続ける心を心配する和子に、心は「俺の友達に家族がバラバラになっちゃった奴がいるんです」と、自分の家族の話をし始める。
話を聞いた和子は、「私がそのお母さんの立場になったら同じことを言うかもしれないな」「でもずっと心の中でお父さんに『これでいいのよね』って」「子どもたちは大切な宝物だから、子どもたちが少しでも救われるなら『お父さんはいないと思いなさい』って言うかも」と語り、心は「母さんは父さんの存在を消したわけではなかった」と、母の真意を知るのだった。このシーンにSNS上では、「『忘れなさい』と言ってたお母さんの本当の思いが聞けて感動した」「1話では父親への信頼、2話では母親の愛情がわかり、良いドラマだ…」「お母さん素敵」「榮倉奈々ちゃんが女神に見えてきた」などの書き込みが相次いでいる。