20年間続く渋谷の映画館「CINE QUINTO」が存続をかけて支援募集
映画
東京・渋谷の映画館CINE QUINTO（シネクイント）の存続を支援するためのクラウドファンディング「20年間生き残ってきた渋谷のミニシアターより涙のお願いです。」が、本日19時より、クラウドファンディングサービスBOOSTERにてスタートした。
【写真】渋谷の映画館CINE QUINTO（シネクイント）外観＆プロジェクトのリターン（返礼品）
CINE QUINTOは、渋谷の街で20年間、映画の魅力を発信し続けてきたミニシアター。1999年のミニシアターブームで誕生し、『バッファロー‘66』『メメント』『リトル・ミス・サンシャイン』『（500）日のサマー』『はじまりのうた』など、友達や家族、カップルが楽しいと感じる作品、社会課題を取り上げた作品、女性を支援する作品を中心に上映してきた。
2016年の一時閉館、2018年の復活オープンなど、環境の変化や時代の波を乗り越えながら約20年間営業してきたが、新型コロナウイルス拡大影響を受け、かつてない苦境に直面。約2ヵ月間の完全休業期間中の多額の赤字に加え、営業再開後も、営業時間の短縮や1席ずつ間隔を空けてチケットの販売など、当面の間、これまでと同等の売り上げを維持できない状況が続くことが見込まれる。この危機的状況を乗り越え、渋谷の街で映画館を存続させるため、パルコエンタテインメント事業部・映画事業が本プロジェクトの立ち上げに踏み切った。
募集期間は6月12日から8月2日23時59分まで。目標金額は150万円。集まった支援金は、賃料、水道光熱費、人件費、新型コロナウイルス感染拡大防止の備品類の購入に充てられる。
リターン（返礼品）は要らないという人向けの「まるまる応援コース」（3000円）のほか、▽リターンとしてデザイナーnorahiさん制作の「CINE QUINTO」オリジナルグッズを送付する「オリジナルグッズコース」（オリジナルトートバッグ＆ステッカーコース2000円、オリジナルTシャツ＆ステッカーコース3500円）▽CINE QUINTOのスクリーン1・2で9月1日から12月31日まで映画上映前に支援者名を上映する「スクリーンお名前上映コース」（5000円）▽CINE QUINTOと姉妹館WHITE CINE QUINTOで好きな映画を通常料金より安く鑑賞できる「お得な鑑賞チケットコース」（3600円～1万円）▽CINE QUINTOのスクリーン2を独り占めできる「『CINE QUINTO』3時間貸し切りコース」（15万円）－の各コースを用意している。
プロジェクト詳細はクラウドファンディングサイトにて。
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