元モー娘。鞘師里保主演「TRUMP」シリーズ音楽朗読劇『黒世界』 ビジュアル解禁
エンタメ
元モーニング娘。の鞘師里保が、劇作家・末満健一氏の舞台「TRUMP」シリーズ最新作の音楽朗読劇『黒世界 ～リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について～』で主演を務める。今回、その公演のキービジュアルとキャストビジュアル公開された。
【写真】『黒世界』キービジュアル＆鞘師、池岡亮介、大久保祥太郎ら全キャストソロカット
「TRUMP」シリーズは、不死を失った吸血種「ヴァンプ」たちが、永遠の命を持つとされる吸血種「トランプ」の不死伝説に翻弄されていく様を描く演劇シリーズ作品。
末満氏がライフワークに掲げて2009年から展開し、人間でいうところの思春期＝繭期（まゆき）の少年たちが生を渇望する姿を描いたシリーズの原点『TRUMP』 をはじめ、2014年には当時モーニング娘。'14に在籍していた鞘師ほかハロー！プロジェクトメンバーが出演したミュージカル『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』のほか、『SPECTER』、『グランギニョル』、ミュージカル『マリーゴールド』、『COCOON 月の翳り星ひとつ』がこれまでに上演され、公演から派生した短篇小説も多数発表されている。“繭期”をはじめ多くのシリーズ用語や設定が存在し、その確立された世界観が多くのファンを魅了している。
2015年にモーニング娘。を卒業して以来、初の舞台出演となる鞘師は、本作で『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』で演じた主人公・リリーを続投。リリーが、不老不死のあてなき旅の中で出会う、「雨下の章」と「日和の章」の2つの物語を同時上演する。
「雨下の章」には鞘師のほか、樹里咲穂、池岡亮介、大久保祥太郎、新良エツ子、宮川浩、中尾ミエ、松岡充、「日和の章」には鞘師に加え、上原理生、MIO、YAE、アイクぬわら、中山義紘、新良、朴ろ美が出演。またTRUMPシリーズの新たな試みとして、ひとつの世界観を複数の作家が共有して創作する“シェアードワールド”の手法を用い、脚本は末満のほか、「雨下の章」に中屋敷法仁、降田天、宮沢龍生、「日和の章」に岩井勇気（ハライチ）、葛木英、来楽零とジャンルの異なる作家6名が集結した。
さらに今回、「TRUMP」シリーズの世界感あふれるキービジュアル、キャストビジュアルが公開。デザインは「TRUMP」シリーズ10周年プロジェクトのメインロゴや、2018年、2019年発売の戯曲集も手掛けた Veiaによるもの。あわせてビジュアル撮影風景も公開された。
公演は9月20日から10月4日まで東京・サンシャイン劇場、10月14～20日に大阪・COOL JAPAN PARK TTホールで上演。ライブ配信も全10回実施され、毎回異なった特別企画が用意されている。公演、ライブ配信とも8月15日よりチケットが発売される。
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