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<ヒーローの日>記念 『ワンダヴィジョン』ワンダとヴィジョンの軌跡を名セリフで振り返る

エンタメ

ドラマ『ワンダヴィジョン』場面写真
ドラマ『ワンダヴィジョン』場面写真(C) 2020 Marvel

 ついに1月15日より配信がスタートした、マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』(ディズニープラス)。本日1月16日のヒーローの日を記念し、これまでの作品からワンダとヴィジョンの“胸アツ”名せりふを振り返ってみたい。

【写真】1話ごとに年代が異なる『ワンダヴィジョン』キャラクターポスター

■「私は怪物かもしれない。自分では分からない。あなたたちが意図したものとも違う、信じてもらえないだろう。だが戦おう」(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)より)

 アイアンマンことトニー・スタークが生み出した人工知能(AI)ジャーヴィスと、ロキの杖(セプター)の中に埋め込まれていたマインド・ストーン、地球上最もパワフルな鉱石とされるヴィブラニウムの体、そして、マイティ・ソーの持つムジョルニアの強力なエネルギーによって誕生したのが、新しい生命体“ヴィジョン”だ。アベンジャーズの敵なのか、味方なのか、最初はアイアンマンやハルクから疑われていた彼が発したのがこの言葉。

 しかし、ソー以外は持ち上げられないムジョルニアを軽々と持ち上げ、言葉を失ったアベンジャーズはヴィジョンを止めることなく、ウルトロンの元へ向かわせた。ヴィジョンはそのすさまじいパワーを駆使して見事ウルトロンを倒し、アベンジャーズの仲間入りを果たす。

■「1歩外へ出たら、君はアベンジャーズだ」(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)より)

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』よりワンダ (C)2015 Marvel
 スカーレット・ウィッチことワンダがアベンジャーズに入るきっかけとなった、ホークアイの言葉。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、さらにヴィジョンは、世界を破滅させようと企む人工知能のウルトロンを阻止しようとするが、強い戦闘能力を誇るウルトロンに苦戦。敵の襲撃によって、ソコヴィアは荒れ果てた戦場へと化していた。

 元々ウルトロンの仲間であったスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、荒れ果てるソコヴィアでこの事態を招いてしまったことに対する負い目から自分を責め、自身のみならず周りも危険にさらしてしまい、どうすればよいか分からず建物に閉じこもってしまう。そんな彼女にアベンジャーズの一人であるホークアイがこの言葉をかけたことで、彼女を勇気づけ、一人のヒーローとして成長させた。

■「世間に本当の君を理解してほしい」(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)より)

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』よりヴィジョン (C)2016 MARVEL
 世界規模の戦いへと発展し、人類を救うとともに物的被害も大きくなったことで、アベンジャーズは、ついに政府の管理下に置かれる状況に。一般市民を危険にさらしたと責任を感じるアイアンマンと、自分たちの行動は自分たちで決めるべきだというキャプテン・アメリカの2人が真っ向から対立し、アベンジャーズはそれぞれの意見に同調したメンバーに分裂してしまう。アベンジャーズの本部にいたヴィジョンとワンダだったが、外出しようとするワンダをヴィジョンが止めようとする際に発したのがこの言葉だ。

 自分を外に出さないようにしていることに憤りを感じたワンダはヴィジョンを抑え込み、外へ脱出。この頃からヴィジョンはワンダのことを気にかけ、自分と同じ完璧な“人間”ではないワンダに特別な思いを抱いていたのだ。

■「大丈夫、私は傷つかない。君を感じるだけだ」(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)より)

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面写真 (C)2019 MARVEL
 6つすべてを手に入れると、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす無限大の力を得る“インフィニティ・ストーン”。その石を巡ってさまざまな惑星を襲撃し、数々のストーンを手に入れたサノスは、ついにあと一つを残し、ヴィジョンのいるワカンダに襲来。ヴィジョンはサノスに奪われないよう、額にはめたマインド・ストーンの破壊を愛するワンダに頼む。

 石の破壊はヴィジョンの死を意味することを知っていたワンダは、絶対にできないと拒んだが、ヴィジョンからの強い頼みで破壊することを決断。ヴィジョンはワンダが破壊しやすいよう、死ぬ直前にこの言葉を贈り、ワンダは涙を流しながら苦渋の思いでストーンを破壊した…。

■『ワンダヴィジョン』でヴィジョンが復活!

 ソコヴィアの戦いで弟を失って以来、過酷な戦いを経てアベンジャーズの仲間入りを果たし、ヒーローとして成長したワンダ。だが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最愛のヴィジョンを失ってしまい、彼女とヴィジョンの物語は幕を閉じたように思えた―。

ドラマ『ワンダヴィジョン』場面写真 (C) 2021 Marvel
 そのヴィジョンがなぜか復活を遂げ、2人で結婚生活を送るというストーリーが描かれる、謎多き『ワンダヴィジョン』。幸せな生活を描きつつも、ヴィジョンの死をはじめどこか“不可解”な雰囲気漂う本作に、早くも思考を巡らせるファンが続出し、まだまだ全貌がみえないその先の展開に熱い視線が注がれている。

 ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』は、ディズニープラスにて独占配信中。

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