King ＆ Prince・岩橋玄樹、ジャニーズ事務所退所へ パニック障害治療からグループ復帰かなわず
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パニック障害の治療専念のため、2018年11月から活動休止中だったKing ＆ Princeの岩橋玄樹が、3月31日をもってグループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所することが発表された。岩橋は治療を続けながら、新しい道へ進むという。
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この日、ジャニーズ事務所公式サイトで、「弊社所属タレント岩橋玄樹（King ＆ Prince）に関するご報告」と題し、岩橋の脱退と退所が報告された。
岩橋は幼少期からパニック障害を患っていたが、2018年5月のCDデビューで自身を取り巻く環境が大きく変化したことにより、心身のバランスを保つことが難しくなり症状が悪化。2018年11月より芸能活動を休止し治療に専念していた。休養期間中は、症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返したというが、約2年5ヵ月に及ぶ活動休止を経て、最終的に岩橋自身が結論を出した。今後岩橋は治療を続けながら、新しい道を歩むという。
岩橋自身もコメントを発表し、ファンや関係者にきちんとした報告を長い間できていなかったことを詫びつつ、「僕は2018年から、小さいころから患っていたパニック障害を治療するために、入院をして、自分なりに頑張ってなんとか回復させて、また皆さんの前にたてるよう、またメンバーと一緒の時間を過ごせるよう、これまで病気と向き合ってきました」と報告。「でも、現在も僕の病気は完全には治っていません。僕の症状には波があり、ひどく症状が出てしまう時と、おさまっている時があります。そんな自分の状態をうまく説明できなくて、なかなか周囲の方に理解してもらえない時もありました」と苦しい胸の内を明かした。
結果、そばで見守ってくれたメンバーやずっと応援してくれているファンに対し、はっきり報告できないまま、このまま待たせ続けることを辛く感じたといい、いろいろ葛藤を感じながらも、一つのけじめとして今回の決断に至ったという。
また岩橋は、「メンバーを含め、たくさんの方々が応援し続けて待ってくれているにも関わらず、自分の心の弱さから、皆さんとの約束を果たす事が出来なくなってしまった事を、本当に申し訳なく思っております」とつづると、11年間応援し続けてくれたファンに感謝の言葉を述べた。さらに、「いつも僕の居場所を守って、ずっと寄り添ってくれて、僕の決断を尊重してくれた、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺には言い表せないくらいの感謝の思いでいっぱいです。中学生の頃からお互い切磋琢磨し、時には喧嘩をして、時には泣き、笑い、本当に僕の青春時代をみんなと共に過ごせた事は、人生最高の思い出です」とメンバーへの思いを告白し、今後もKing ＆ Princeを1ファンとして応援していくことを明かした。
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