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「紅蓮華」2021年JASRAC賞金賞受賞 LiSA「“強さ”と向き合いながら、言葉を探した」

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「紅蓮華」の作詞・歌唱を担当するLiSA
「紅蓮華」の作詞・歌唱を担当するLiSA

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米津玄師

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が5月19日に発表した2021年JASRAC賞で、LiSAの「紅蓮華」が金賞を受賞した。

【写真】「紅蓮華」作曲を手掛けた草野華余子

 JASRAC賞は、音楽配信、カラオケ、CMなど、前年度にJASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者・作曲者・音楽出版社の功績と栄誉を称えるもの。国内作品の上位3作品を金・銀・銅賞、海外の著作権管理団体からの入金が最も多かった国内作品を国際賞、分配額が最も多かった外国作品を外国作品賞として表彰している。

 「紅蓮華」は、ソニー・ミュージックパブリッシングの契約作家である草野華余子氏が作曲し、LiSAが作詞・歌唱する楽曲。テレビアニメ『鬼滅の刃』(2019年4~9月放送)の主題歌として書き下ろされ、2019年7月のリリース以降、2020年10月にはストリーミングの再生回数が2億回突破を記録するなど音楽配信サービスで人気を博している。また、カラオケでも幅広い世代から支持され、インタラクティブ配信の分配額が2位、カラオケの分配額が1位となり、初の金賞に輝いた。

 LiSAは受賞にあたり、「長く愛していただき、とても光栄です。原作からテレビアニメまで、関わりある多くの方々の熱い愛情を受け取り、自身の心の中にある"強さ"と向き合いながら、言葉を探した楽曲でした。どんな日々も越え、水面に美しく咲く蓮の花のように、彼らと私たちの物語が、強く咲き誇り続けますように」と喜びを語る。

 草野氏は、「今回の賞は、たくさんの方から『紅蓮華』を愛していただけた一つの証だと思います。これもひとえに、応援してくださっているファンの皆さん、そして苦楽を共にしてきたLiSAさんのおかげだと、心から感謝しています」とコメントしている。

 なお、銀賞はOfficial髭男dismの「Pretender」、銅賞は米津玄師の「Lemon」、国際賞は高梨康治氏が作曲した『NARUTO-ナルト-疾風伝』BGM、外国作品賞は大手コンビニエンスストアのCMソングに使われたJOHN C. STEWART氏の「DAYDREAM BELIEVER」が受賞した。

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