『怪談新耳袋Gメン』最終章、制作&上映決定 鉄の掟が破られ“100%出る”心霊スポットに挑む
新耳Gメンと呼ばれる中年の男たちが、心霊映像を撮影するために心霊スポットに体当たりの殴り込みをかける伝説のシリーズ『怪談新耳袋Gメン』の最終章となるドキュメンタリー映画『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』の制作&上映が決定し、映画祭「夏のホラー秘宝まつり2021」で公開されることがわかった。おなじみの“新耳Gメン”に加え、原作者・木原浩勝も初参加し、「100%出る」と言われる心霊スポットでカメラを回す。
【写真】昭和に起こった殺人現場に突撃 前作『怪談新耳袋Gメン2020』現場写真
本シリーズは、“やらせ”一切なしのリアルなガチンコ心霊ドキュメンタリー映画として人気を集め、本映画祭の人気投票「ホラー秘宝総選挙」でも常に上位争いをしてきた。
そんな人気シリーズがこのたびついに完結。廃墟ビル、廃キャンプ場、レッスンスタジオ、動物公園といった、「100%出る」と言われる心霊スポットを最後の旅路に選び、おなじみのメンバーに加え、「新耳袋Gメン」のルーツとなる原作者の木原と、シリーズを通して厳守されていた“女人禁制”の掟を破り、「TOCANA」の角由紀子編集長も参戦する。
『シオリノインム』で2019年のホラー総選挙グランプリを受賞し、シリーズ前作『怪談新耳袋Gメン2020』も手掛けた佐藤周監督は、「今までも沢山の奇跡(怪奇現象)が起きましたが、それらを超える何かが今回起きてくれるのか…? いや、起こしてみせる! 頑張ります!」とコメント。
一方、プロデューサーも務める山口幸彦は、「今回は100%出ると言われる心霊スポットを厳選しました。これで人型の霊の姿をカメラにおさめる事ができなかったら、我々は、そちら方面の才能が皆無だったという事なのか、そもそも幽霊なんていないのでしょう」と語り、「これまでの15年の日々を無駄にしないためにも、今回頑張ります」と意気込んだ。
映画『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』は、ホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり2021」にて上映。