桐谷健太、高橋克典・佐々木希らとの舞台に自信「このメンバーなら最高傑作に」
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俳優の桐谷健太が19日、都内にて開催された舞台『醉いどれ天使』製作発表記者会見に、共演の高橋克典、佐々木希、田畑智子、篠田麻里子、高嶋政宏、脚本の蓬莱竜太、演出の三池崇史とともに出席。桐谷は、同舞台で「このメンバーなら最高傑作になります」と自信をのぞかせた。
【写真】高橋克典、佐々木希ら登場 『醉いどれ天使』製作発表記者会見の様子
名匠・黒澤明監督と、その多くの作品で主演を務めた三船敏郎さんの2人が初めてタッグを組み、1948年に公開された映画『醉いどれ天使』の舞台化となる同作。原作で三船さんが演じた闇市を支配する若いやくざ・松永役を桐谷が、酒好きで毒舌な貧乏医師・真田を高橋が演じる。
桐谷は「このメンバーなら最高傑作になります。ぜひ見てください」と自信たっぷり。高橋は「まさか真田をやらせていただくとは夢にも思いませんでした。憧れ以上。楽しみでなりません」と出演の喜びをあらわにした。
また、今作で演じる貧乏医師・真田のビジュアルが普段の2枚目イメージと異なる、と質問を受けた高橋は「どっちかというとあっちのほうが近いんです。あと3年で還暦ですから、ほっとけば白いの(白髪)もあちこちに出てくる」と回答。「若い時は2枚目の役をいただいたりすることがありましたが、自分はとうてい2枚目から遠い人間」としたうえで、年齢を重ねたことによって2枚目ではない自身を「隠さなくて済むようになってくる。俳優としてはすごくワクワクする」と語った。
その後、今につながるような長く取り組んでいることを聞かれた桐谷は「散歩ですかね。良い気持ちで散歩する、みたいなことは基本行きますね」と告白。佐々木は「ドロドロとした映画が好きで、三池さんの作品とかも良く見るんですが、暗いところで見るのが好きですね。ホラーではなく、人間の深いところまで描いているようなそういう作品が好きで、ひとりで見たりしています」と打ち明けていた。