『岬のマヨイガ』大竹しのぶ絶賛 超絶作画の本編映像“昔話シーン”解禁
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アニメ映画『岬のマヨイガ』より、大竹しのぶ演じるふしぎなおばあさん・キワが語る昔話シーンを収録した本編映像が解禁された。昔話シーンは他の優しく繊細な雰囲気とは打って変わり激しく力強い映像となっており、キワを演じた大竹も好きなシーンに挙げている。
【動画】超絶作画『岬のマヨイガ』本編映像“昔話シーン”
野間児童文芸賞を受賞した柏葉幸子の同名小説をアニメ化する本作は、岩手を舞台に、居場所を失った17歳の少女と、血のつながりがない新しい家族たちの、訪れた人をもてなすと言われる不思議な古民家“マヨイガ”での共同生活を描く再生の物語。主人公ユイ役を芦田愛菜、ふしぎなおばあさん・キワを大竹が務める。監督を川面真也、脚本を吉田玲子、制作をdavid productionが手掛ける。
解禁となったのは、ふしぎなおばあさん・キワの「ある村にのんきでぼんやりものの、でもとっても優しくて正直ものの嫁っ子がいた…」というまったりとした語り口調から始まる、劇中の昔話のシーン。それまで物語を包んできた優しい世界観から一変、ガラリと雰囲気が変わる場面で、本作の予告やポスターからは全く想像もつかない、激しく豪快に動き出す太い線と独特なテンポで移り変わる絵が連続する。
キワの声を担当した大竹は、インタビューで好きなシーンを聞かれると、即座にこの昔話シーンを挙げるほど絶賛。松尾拓プロデューサーも「（キャラクター原案の）賀茂川さんによるやわらかなキャラクターデザインと岩手の優しい風景が印象的なシーン群からの流れで、大竹しのぶさんが演じるキワさんのナレーションと共に登場するこの超絶アニメーション！ 自分も、コンテで初めて見たときからこの『昔話シーン』がどんな出来上がりになるか楽しみでしたが、想像以上にエッジィで挑戦的、アニメーションの楽しさと魅力がこれでもかと詰まっている演出バリバリの超作画パートとなっていることに感激しました！」と話す。
劇中では、解禁されたシーンのほかにも昔話がいくつか登場する。今回解禁となったシーン同様、メインの物語と世界観が異なるのはもちろん、今回解禁されたものともまた異なる作画となっている。
アニメ映画『岬のマヨイガ』は、8月27日より全国公開。
