『岬のマヨイガ』追加キャストに大竹しのぶ＆粟野咲莉 羊文学の主題歌付き予告も解禁
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女優の芦田愛菜が主人公の声を担当するアニメ映画『岬のマヨイガ』に、女優の大竹しのぶ、粟野咲莉が出演することがわかった。大竹は主人公と一緒に暮らすおばあちゃん役、粟野は声を失った少女役を担当する。
【動画】羊文学の主題歌収録 『岬のマヨイガ』本予告
野間児童文芸賞を受賞した柏葉幸子の同名小説をアニメ化する本作は、岩手県を舞台に居場所を失った17歳の少女と血のつながりがない新しい家族との共同生活を描く再生の物語。監督を川面真也、脚本を吉田玲子、制作をdavid productionが担当し、芦田が主人公・ユイの声を担当する。
大竹が演じるのは、“ふしぎっと”と呼ばれる妖怪たちと話すことができるおばあちゃん・キワさん役。ユイを助け、人をもてなす不思議な家“マヨイガ”で一緒に暮らすことになる。大竹は「初めて台本を読んだとき、おとぎ話を読んだような温かい気持ちになりました。キワさんが語る昔話が面白く、これをどんな風に読んだらいいんだろうととても楽しみでした」とコメントしている。
3歳から子役として活動し、連続テレビ小説『なつぞら』（NHK）で主人公・奥原なつの子供時代を演じ大きな反響を呼んだ粟野が演じるのは、両親を交通事故で亡くしたことで声を失った8歳の少女ひより役。ユイ、キワさんと一緒に“マヨイガ”で暮らすことになる。声優初挑戦となる粟野は、自身が演じるひよりを、「心の中で『どうして私だけ…』と思いながら生きていますが、周りに目を向けると、人は皆色々な悩み、悲しみを抱えていることに気付きます」と説明。また、「かわいい“ふしぎっと”たち、食材をふんだんに使ったお料理のアニメーションが私のお気に入りなので、ぜひ注目してみてください」とアピールした。
なお、本作の主題歌が、女性3人組バンド「羊文学」の書き下ろし楽曲「マヨイガ」となることも併せて発表。音源を収録した本予告映像も解禁された。
アニメ映画『岬のマヨイガ』は、8月27日より全国公開。
