大竹しのぶ、長男結婚式でのさんまの神対応報道に「自分で流したんじゃない?」
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女優の大竹しのぶが9日、都内で開催された『ピアフ』製作発表に、梅沢昌代、彩輝なお、廣瀬友祐、藤岡正明と共に出席。「出演者全員のエネルギーを見せつけたい」と意気込んだ。
【写真】6度目のピアフ役に挑む大竹しのぶ
フランスが最も愛した歌手「エディット・ピアフ」。愛する人を失った時も、病が身体と心を蝕んだ時も「愛」を叫んだ、ピアフの激烈な人生を、その疾走感も込めて戯曲にしたパム・ジェムス作『ピアフ』。2011年に栗山民也演出のもと、大竹が初めて演じ、2026年1月に通算200回を超える上演15周年記念公演が開幕する。
上演15周年記念公演ということで、大竹は「15年経ったからといって、何が変わったのかとか、何が新しいのかはうまく言えない」とした上で「いろんな作品を通して、いろんなことを自分の中に蓄えているものはあるんですけど、ピアフをやっていて、歌の持つ力、歌うことが祈りに近いというか…客席に向かって歌っているのではなく、天と地を結ぶ役目が歌にはあるんだな、ということをピアフに教えられました」とこの15年を回顧。大竹は「必死に生きる、必死に愛するということもなんて素敵なんだろうと思います」とほほ笑んだ。
大竹は「何を感じてくれるのかはお客様の自由」と話し「私たちはただ一生懸命やるしかない、という感じです」と意気込み。さらに「本当に1シーン1シーンが短くて。一場面一場面をすごいスピードでみんなで作り上げるので、出演者全員のエネルギーを見せつけたいと思います」と言葉に力を込めた。
2025年を振り返り大竹は「今年は3本の芝居に出て、まったく違う役柄で。それを楽しんでやってます。なかなか巡り会えないような役に巡り会えて幸せものだなと思います」としみじみ。プライベートに関しては「息子がやっと結婚してくれて。よかった、って。ほっとしています」と笑顔を見せた。2026年はもう少し自分の時間を持ちたいと明かし「旅をしたりしたいな、という感じです」と目を輝かせた。
その後の囲み取材で息子・二千翔さんの結婚式の話題に及ぶと、大竹は「ジミー大西さんと明石家さんまさんが来て。乾杯のあいさつみたいなのをしてもらって。『なんでそんなところでするの?』って聞いたら『場を和ませるためにした』って言ったんですけど、和みすぎました(笑)。爆笑でした」と告白。ネットニュースにさんまの行動が「神対応だった」と書かれていたと知ると、大竹は「自分で流したんじゃない?(笑)。自分で流したんだと思います」と口にし、会場の笑いを誘った。
上演15周年記念公演『ピアフ』は、2026年1月10日~31日に東京・日比谷シアタークリエ、2月6日~8日に愛知・御園座、2月21日~23日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。

