『007』ダニエル・クレイグ、子どもに遺産は残さない
『007』シリーズや、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』など、ヒット作に数々出演しているダニエル・クレイグ。彼は、自身の所有する財産を子どもに残さないと心に決めているそうだ。
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2011年に結婚した妻レイチェル・ワイズと、1990年代に結婚していた元妻フィオナ・ロードンとの間に、それぞれ娘が1人ずついるダニエル。JustJaredによると、雑誌「キャンディス」の誌面で子どもたちに遺産を残すのかと質問を受け、「裕福な人として死んだら人生を失敗したということだ、という古い格言があったよね」と答え、子どもには残さない方針であることを明かしたそうだ。
「アンドリュー・カーネギーは、今の価値にして110億ドル相当(約1兆2000億円)を寄付した。彼は当然自分にも残しただろうから、どれほどリッチだったかわかるよね」とダニエル。「だけど、僕は次世代に大金を残したくないんだ。遺産相続というのは、悪趣味なものだよ。死ぬまでに使い切るか寄付するというのが、僕の哲学だ」と断言したそう。
ちなみに、遺産を子どもに残さないと決めているセレブはダニエルだけではなく、名優カーク・ダグラスを父に持つマイケル・ダグラスは、昨年父が亡くなった際に遺産を相続しなかったことが話題になった。また、投資家としても成功を収めているアシュトン・カッチャーも、子どもに遺産を残さないと明かしている。