『シャイニング』オマージュ! 『殺人鬼から逃げる夜』ドアに斧が突き刺さる最恐シーン公開
関連 :
韓国発スリラー映画『殺人鬼から逃げる夜』より、殺人鬼が斧でドアを破り顔を出す、名作映画『シャイニング』にオマージュを捧げるシーンを収めた本編映像が解禁された。
【動画】『シャイニング』オマージュ! 『殺人鬼から逃げる夜』最恐の本編映像
本作は、耳の聞こえないヒロインが連続殺人現場を目撃したことをきっかけに、殺人鬼と命がけの鬼ごっこを繰り広げる姿を描く逃走“サイレント”スリラー。
ヒロインのギョンミ役は、『リトル・フォレスト 春夏秋冬』のチン・ギジュ。愛する家族を守るために殺人鬼に立ち向かい、命がけの鬼ごっこを繰り広げるパワフルな女性を好演している。表と裏の顔を巧みに操る連続殺人鬼ドシクを演じるのは、『コンジアム』のウィ・ハジュン。そのほか『ゴールデンスランバー』のパク・フン、『はちどり』のキル・ヘヨンが出演する。脚本・監督を努めたのは、本作がデビュー作となる韓国映画界の新鋭クォン・オスン。
今回解禁されたのは、殺人鬼ドシクが、執拗にギョンミを狙って襲いかかる“最恐の場面”。彼が斧でドアを破り顔を出す、スタンリー・キューブリックの名作映画『シャイニング』(1980)にオマージュを捧げるシーンを収めている。
恐怖に怯える表情で、自室のドアを見つめる主人公ギョンミ。聴覚が不自由な彼女にとって、扉の外で何かが起きているかを探る唯一の術は、ドアに近づき手を当てて物音の振動を確かめること。自宅に侵入した殺人犯ドシクがどこにいるのか、何をしているのか。ドアに恐る恐る近づくと…その瞬間に「ドン!」とドアに斧が突き刺さる。笑いながら、ドアを斧で突き破り続けるドシク。そして壊れたドアの隙間から顔を出し、冷静なトーンで「何してる?ママの所へおいで」と語りかける。
その後ギョンミは、窮地から逃れようと勇気を出して窓から逃げようとするが、ドシクに髪を捕まれ絶体絶命の大ピンチに。しかし、そんな状況でも機転をきかせ、逆にドシクを一緒に引きずり落とそうと試みる。そして2人は遂に、命をかけた追いかけっこヘ。高揚した様子でギョンミを追いかけるドシクの姿は、まさに殺人ゲームを楽しむサイコパスそのもの。果たして真夜中の街を疾走し、必死に逃げるギョンミの運命は。
殺人鬼ドシクを演じたウィ・ハジュンは、この最恐シーンについて「ドシクは彼女をただ単に殺そうとはせず、極限の恐怖に追い詰め、その状況をまるでゲームでもしているかのように楽しんでいる。背筋が凍るようなドシクの殺人ゲームが最高潮に達した瞬間という意味で、最も恐ろしいシーンではないかと思う」と語っている。
映画『殺人鬼から逃げる夜』は9月24日より全国順次公開。